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就職しました

本日、Tsuru Capitalのポジションを得ました。

Tsuru Capitalはデリバティブの取引を行っている企業で、自動株取引の会社ではありません。取引に関わっている10人のメンバーのうち、創始者であるSimonを除く全員がHaskellerで、取引状況の分析や一部の取引の自動化など、あらゆるところにHaskellを使っているのが大きな特徴です。日本では数少ない、Haskellをメインに使っている企業の一つでもあります。

東京、シンガポールバンクーバーにオフィスがあり、東京には私を含む5人の開発者と事務担当、Simonと愛犬テトがいます。f:id:fumiexcel:20151006095421j:plain

オフィスはオランダヒルズ森タワーRoPにあります。設備が非常に充実しており、東京に引っ越すまではオフィスに週数度の頻度で泊まっていました。風呂上がりにジンジャエールをラッパ飲みしながらサーバールームの熱風で体を乾かすと、すごく気持ちが良いです。 職場の雰囲気は非常にカジュアルで、テトと遊んだり時々昼寝したりすることもあります。エスプレッソと炭酸水が好きなだけ飲めるのもよいところです。

仕事

「Tsuru Capitalのインターンに応募してみよう」と思い応募した二日後に面接を行い、次の週から3カ月間インターンとして働くことになりました。面接ではマルチメディア関連のスキルについて話していたこともあり、最初のほうは主に取引状況を見るためのGUIの開発をしていましたが、最近は実際のトレードに関わるものも含めいろいろな部分に手を加えています。タスクは多種多様で、プログラムを書くのが楽しいです。私は抽象的なコードを扱うのが得意なので、そこをさらに活かせるよう頑張っています。

ソースコードについて

Tsuru Capitalの社内のコードはかなり高品質だ思います。lenslinearなどの比較的先進的なライブラリも活用しています。尖ったリファクタリングにも寛容で、いつでも新鮮さを保っています。取引をする上ではパフォーマンスが損益に直接関わってくるため、チューニングは丹念になされていますが、もちろんHaskellerらしく抽象化は怠っていません。

とはいえ、今までストリームの処理にはレトロ感あふれるiterateeと社内ライブラリを組み合わせて使っており、お世辞にも保守しやすいとは言えないものでした。そこで、私は新たなライブラリを開発し、古いコードを徐々に置き換えています。一筋縄ではいきませんでしたが、コード量が削減されただけでなく、パフォーマンスの向上も見られました。具体的な話は来月の関数型ストリーム処理勉強会のために残しておきましょう。


私はHaskellが好きです。一番好きなプログラミング言語であるHaskellで仕事ができるのは非常に嬉しいことでもあります。開発を通じて得たノウハウをただ仕事に生かすだけではなく、これからも記事やオープンソースソフトウェアとして世界に発信していきます。