株式会社HERPに転職しました

GitHubのプロフィールを見た人などはもしかしたら気づいているかもしれないが、Tsuru Capital LLCを退職し、2022年2月16日よりHERPの正社員となった。HERPは、大まかに言えば採用活動を管理するプラットフォームを提供している。

きっかけ

Tsuru CapitalはKospi(韓国株のインデックス)のデリバティブを半自動取引する企業で、Haskellを使っているというのが最大の特徴として知られる謎多き会社だ。2015年に入社し、2022年まで6年以上働いた。流石に同じ職場にずっといると経験が偏ってしまうし、感覚としても飽きがきたので転職を考えた。 また、ある時期からRustメインの開発をするようになったが、やはり自分の最大の強みであるHaskellを活かせる仕事をしたく、転職先を考える基準となった。 拙作のライブラリであるextensibleを使っているという情報もあったため、偵察がてらHERPに応募した。

入社までの流れ

採用プロセスを扱う企業なだけあってかなり迅速で、体験が良かった。

  • 2021/12/14: ウェブサイトから応募
  • 2021/12/15: カジュアル面談
  • 2021/12/16: 一次面接(構造化面接、事前のアンケートで答えた内容をもとに、前職の成果などについて話した)
  • 2021/12/21: 二次面接(価値観が適合するかどうかを、カジュアルな会話で確認した)
  • 2021/12/28: オファー面談

並行してリファレンスチェックを行った(上司、同僚、部下1名ずつを希望されたが、基本的に階層構造がない組織なので自分の裁量で3人選んだ)。

あまりにもスムーズというか、こちらが一方的に有利なように感じられたので、もう少し試して欲しかった気もする。だが、HERPの文化と自社の製品がなす候補者体験は確実に強みと言える。

現在

コードベースの品質を改善したり、新機能を実装したり、洗い物をしたりと自主的に色々なことをやっている。自分のスキルについて極端な不足や過剰を感じることはなく、コミュニケーションも盛んなため、面白い課題は尽きず、楽しくやっていけそうだと思う。開発者チームは適度にオタク性と社会性があり、キラキラしすぎていないところも好感を持てた。

かなり高い期待を受けて入社したので、それに応えるように成果を出していきたい。

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