ミックスの仕上がりを綺麗にする(かもしれない)簡単な工夫
ミキシングはコンピュータによる楽曲制作には欠かせない。きちんとミキシングしなければ、まるで重油の浮いた泥のようなサウンドになってしまうのはご存じだろう。
ミックスにおける重要な課題の一つは、低域をすっきりさせることだ。低域をクリーンにすることは、聴きやすさと音圧の向上につながる。
そこでおすすめなのが、「全トラックにハイパスフィルタをかける」という方法だ。まず40~50Hzをカットオフ周波数とするハイパスフィルタを挿入し、全体で聴いて不自然にならない程度にカットオフと帯域幅を調整すれば、それだけでとてもすっきりするだろう。
余裕が出来たら、ベースとキックの音をガンガン上げていこう。下手にマキシマイザーをいじるよりも、ずっと音圧が稼げるはずだ。